人間関係で怖い思いをしたことはありますか?
たとえば、上司や家族に怒鳴られるなどの経験です。
一度でもそのような状況が起きると、その人に対して大きな苦手意識を持ってしまいますよね。
昨日、あるクライアントさんから「あの時、本当に助かりました」という言葉をいただきました。
3ヶ月ほど前に「ちょっとした行き違いが原因で夫によく怒鳴られるので、彼が家に居るだけで緊張してしまって、自分らしく居られないし、どうしよう、どうしよう?とばかり思ってしまうんです」
というご相談を受けました。
鑑定というより、状態の立て直しのご相談でした。
私が行ったアドバイスは、怒鳴られたりして怖い思いをしたら「今、怖かったね」と自分で自分に声を掛けてみようということです。
彼女は1週間ほどビクッとした直後に「今、怖かったね」と自分に声を掛けてみたそうです。
1週間後に「だいぶ、どうしよう?が減りました」というご報告とともに「なんでそのときの感情を
あえて言葉にするんですか?」という質問を受けました。
自分で自分に声を掛ける時に『怖がっている自分』と『冷静に見ているもう一人の自分』ができます。
つまり、最も困っている感情と自分を切り離すことができるのです。
切り離せると、感情のどん底からは抜け出せます。
そして、底を抜け出せれば、あとは上昇に転じるのは『陰極まれば陽となる』の法則通り。
昨日会った彼女は、すっかり元気を取り戻し、新たなことにチャレンジを始めた素敵な女性でした。
ご主人も怒鳴ることはなくなり、家族円満に戻ったそうです。
よかったですね